隣の男子は秘密のイケメン君

琉生は抱きしめたまま、なかなか離そうとはしない。



しかもアタシ、ブラだけなんですけど…。



「琉生?服…」

「離さねぇよ。空気ってもんを読め」

「はい…」



いつまでこうしてるつもりなんだろ…。



まぁ、嬉しいけどさ。



「瑠華って何気にいい体してんな」

「え!?はぁ!?ちょっ…どこ見てんのよ!」

「いいだろ。減るもんじゃねぇし」

「余韻に浸ってたアタシの気持ち返して」

「ヤダね。ほら、この程よい肉着きとかさ」

「いい加減にしてよ!このド変態」

「いってぇ…」



元に戻れば、琉生はやっぱりいつもの琉生だった。



でもちょっとカッコよかったかな。



熱くなった琉生。



これからもずっとアタシの側にいてね…。




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