隣の男子は秘密のイケメン君
もしかしてあの小娘達!?
「あ、でも今は大丈夫だよ。兄ちゃんが殴り込みに来たから」
「殴り込み!?」
「うん。瑠華ちゃん、ボコボコにされたんでしょ?その時にたまたま写メの事話たら何か察したみたいでさ。次の日、早速教室に来たよ」
「何したの?」
「とりあえず写メは消させて後はわかんない。どっかに連れて行かれたから」
「そ、そう…」
琉生がそんな事してたなんて…。
全く気付かなかったよ。
「何か兄ちゃん、瑠華ちゃんと付き合うようになってから変わった。マジ大事にされてるね」
「前はどんなだったの?」
「超遊び人。女なんかとっかえひっかえって感じ」
「嘘…」
「マジだよ。あ、兄ちゃんには内緒ね。俺、ヤられちゃうから」
そう言って笑いながらコーヒーを飲む悠利君。
いっぱい話してくれた悠利君はまだ子供っぽさが抜けてなくて可愛い感じだった。
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