隣の男子は秘密のイケメン君

それからも学校の事や悠利君の恋の相談などいろいろ話した。



「何やってんだお前」

「あ、兄ちゃん」



やっと仕事部屋から出てきた。



「お疲れ様。コーヒー入れるね」

「わりぃな。で、悠利何か用か?」

「別に〜。学校でも会わないし久しぶりに顔見に来ただけ」

「そ。お前、瑠華に変な事吹き込んでねぇだろうな〜」

「そんな事する訳ないじゃん。ねぇ、瑠華ちゃんってマジで美人だね」

「当たりめぇだろ。手出すんじゃねーぞ」

「昔の兄ちゃんじゃないんだから」

「うっせぇ!」



アタシは二人の会話を微笑ましく見てた。



夕飯も一緒に食べてった悠利君はその後すぐ帰って行った。



やっと琉生と二人の時間。



って言ってもあっさりとした時間なんだろうな…。



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