隣の男子は秘密のイケメン君
俺の腕の中でぐったりしてる瑠華。
俺を妬かせるような事をした罰だ。
「バカ…。今日の琉生、変…」
「お前のせいだ」
「何でアタシのせい?」
「さぁな」
珍しく甘えてくる瑠華のの頭を撫でると、子猫のように気持ちよさそうに目を瞑る。
俺達には今までこういう時間がなかった気がする。
たまには作ってやらなきゃダメだよな…。
瑠華を不安にさせる事だけはしたくねぇし。
ごめんな、瑠華。
俺だってマジで瑠華の事好きだからな。
言葉にする事が苦手だけど、これが瑠華への俺なりの愛し方。
ヘタクソな表現かもしれないけど、俺の気持ちはマジで瑠華だけ。
こんな俺だけど、ずっと一緒にいてくれよな。
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