隣の男子は秘密のイケメン君

戻って来た二人は早速お肉を焼き始めた。



食べるペースの早い事。



こんなにはしゃいでる琉生は見たの初めてかもしれない。



何か新鮮でいい。



「ほら、瑠華も食え。腹出るとか気にしてんだろ」

「そりゃあ…」

「気にすんな。ほらほら」



アタシのお皿に山ほど入れて嬉しそうな琉生の顔。



何だかアタシも嬉しくなって雰囲気を壊したくなくていっぱい食べた。



食べ終わった所でアタシと真理も海に入る。



が、男二人の視線が痛いほど伝わってくる。



「何?脱ぎにくいんですけど」

「べっぴん二人が服を脱ぐとこなんか滅多に見れないし」

「瑠華のは見んじゃねぇぞ」

「見なきゃもったいねぇじゃん」

「お前なぁ!!」



二人がくだらないやり取りをしてる間に服を脱いで、真理と海に入った。



二人はというと『あっ!』みたいな顔をしてこっちを見てる。



ざまぁみろだね。




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