隣の男子は秘密のイケメン君
★琉生★
俺たちがナンパちゃん達と話してるうちに、瑠華と真理ちゃんが消えた。
焦った俺たちは急いで瑠華たちを捜索。
やっと見つけたと思ったら知らない男に手を引かれながら歩いてる瑠華を見つけた。
真理ちゃんはめちゃくちゃ踊ってて、イチが慌てて止めに行ってた。
瑠華の元へ行き、無理矢理手を引っ張って連れ戻し、少し離れた砂浜に腰をかけた。
「俺が前に瑠華は危なっかしいって言ったの忘れた?」
「ううん。覚えてるよ」
「じゃあ何で簡単に着いて行くんだよ」
「初めは話すだけって…、だから…」
「俺だって悪かったけどさ、手繋いだりするのはちょっとな」
「あれは…」
「もし俺が他の女の子と手繋いでたら?」
「考えたくない。…ごめんなさい」
「水着姿あんな近くで見せやがって」
「そこ怒るとこ?」
「当たりめぇだよ」
「琉生の方が裸みたいな格好なのに」
「男と女は違うんだよ」
「意味わかんない」
やっぱいコイツは何にもわかっちゃいねぇ。
ちょっとは自分の魅力に気付いてくれ。
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