秘密のお勉強会
Lesson.1
家庭教師
部活も引退して、毎日やることは受験勉強ばかり。
私の家族は頭がいい人ばっかりなのに、なぜか私はバカで、物覚えが悪い。
だからそんな私から少しでも改善しようと勉強を頑張ったのに、順位はピクリとも動かない。
そんな私を見兼ねたお母さんが、食事中突然報告をしてきた。
「結菜には、明日から家庭教師についてもらうからね。」
「えっ!!?」
「だって、結菜はもう受験生でしょ?」
断る理由もないから、わかったとだけ返事をして、食器を片付けた。
「何も不安な事はないわよ?お母さん、かっこいい人を頼んどいたから!」
少し楽しそうなお母さん
(男の人なんだー……)
大丈夫かな、と再度不安に見回れた。
「所でその人何歳なの?」
「えーっと……19歳みたいね。」
「4歳差!?」
またまた衝撃を受けた。
お母さんは年上の人のほうが魅力があるわよ なんて言ってるけど、かなりどうでもいい!
「勉強してくるっ!」
それだけいって、階段を上った。
バタンと、力強くドアを閉めた。
私の家族は頭がいい人ばっかりなのに、なぜか私はバカで、物覚えが悪い。
だからそんな私から少しでも改善しようと勉強を頑張ったのに、順位はピクリとも動かない。
そんな私を見兼ねたお母さんが、食事中突然報告をしてきた。
「結菜には、明日から家庭教師についてもらうからね。」
「えっ!!?」
「だって、結菜はもう受験生でしょ?」
断る理由もないから、わかったとだけ返事をして、食器を片付けた。
「何も不安な事はないわよ?お母さん、かっこいい人を頼んどいたから!」
少し楽しそうなお母さん
(男の人なんだー……)
大丈夫かな、と再度不安に見回れた。
「所でその人何歳なの?」
「えーっと……19歳みたいね。」
「4歳差!?」
またまた衝撃を受けた。
お母さんは年上の人のほうが魅力があるわよ なんて言ってるけど、かなりどうでもいい!
「勉強してくるっ!」
それだけいって、階段を上った。
バタンと、力強くドアを閉めた。