秘密のお勉強会
「それじゃあ、昨日の復習をしようか。」
「はいっ!」
昨日の範囲の問題が印刷された紙を見せられた。一問目を見て、私は式が頭に浮かんできて、自分でもビックリしながらも、式を書いていった。
案外早く出来て、見直しもしてから雅人さんの方を向くと、ニコリと笑いながら紙を返された。
「凄いね、結菜ちゃん。
全部正解だよ。」
嬉しかった。
雅人さんに笑ってもらえて、頭に手を乗せてもらうのが。
なんだかお腹がギュッとなって、心がドキドキしちゃう。
「じゃあ、今日のところ、やろうか。」
そう言って渡されたのは、国語だった。
国語は私の得意教科だから、やったー。なんて思う。
(雅人さんに、いいとこ見せれる!!)
思わずガッツポーズをすると、雅人さんが吹き出して、手で顔を覆い隠すように押さえながら、笑い出した。
「っ、……ははっ…………ぷっ……そんなにも、好きなの?
雄二に言って、明日も国語にしてもらおうか?」
雅人さんは見たこともないように笑っていて、私は戸惑う。
頭が真っ白になって、何て言ったらいいのか、全然わからなかった。
「はいっ!」
昨日の範囲の問題が印刷された紙を見せられた。一問目を見て、私は式が頭に浮かんできて、自分でもビックリしながらも、式を書いていった。
案外早く出来て、見直しもしてから雅人さんの方を向くと、ニコリと笑いながら紙を返された。
「凄いね、結菜ちゃん。
全部正解だよ。」
嬉しかった。
雅人さんに笑ってもらえて、頭に手を乗せてもらうのが。
なんだかお腹がギュッとなって、心がドキドキしちゃう。
「じゃあ、今日のところ、やろうか。」
そう言って渡されたのは、国語だった。
国語は私の得意教科だから、やったー。なんて思う。
(雅人さんに、いいとこ見せれる!!)
思わずガッツポーズをすると、雅人さんが吹き出して、手で顔を覆い隠すように押さえながら、笑い出した。
「っ、……ははっ…………ぷっ……そんなにも、好きなの?
雄二に言って、明日も国語にしてもらおうか?」
雅人さんは見たこともないように笑っていて、私は戸惑う。
頭が真っ白になって、何て言ったらいいのか、全然わからなかった。