俺サマ執事のお気に入り
第一章:プロローグ
ー…今日もあの人の周りにはたくさんの女子がいる。
「亜美ー!!」
私はいつも窓際に座っているある男子を見ていた。
その男子は性格は悪いくせに、女子にはモテる…。
あの人が何もしなくても、必ず女子が集まってキャーキャー騒いでるんだ。
「ー‥あみ…亜美ったら!!」
私の友達の夏帆が話しかけてきてやっと気づいた。
「あっ…、ごめん。なに?」
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