俺サマ執事のお気に入り
キスするの‥二回目…。
「言ったろ…?俺の約束を破ったらこういうことするって‥」
陽輝くんは私から離れると、自信げに話し出した。
えっ…それってなんか約束が違うような…?
とその時陽気な声が後ろから聞こえた。
「ハールキ!こんなとこで女の子連れ込んで何やってんの~?」
言ったのは先ほど話していた櫻木さんだった。
あれ?さっき会ったときと雰囲気が違う…?
櫻木さんは厨房へと続くドアから陽輝くんを見つけると、陽輝くんに抱きついた。
「えっ!」