俺サマ執事のお気に入り
「れ~ん~?今度は何してんのかなぁ??」
陽輝くんの体から赤黒いオーラがでているような気がする。
は、陽輝くん…顔コワいー…。
「あはは?亜美ちゃんの居心地いいね?」
櫻木さんはちっとも反省の色が見えない。
その言葉を聞いた陽輝くんはついにキレたみたいで…
「錬…、お前…ちょっとこっち来い!!」
と言って櫻木さんを連れて行こうとしたら、また誰かの声がした。
「陽輝さ~ん、錬さ~ん、こっちに戻って来て下さいよ!」
そう言って2人を引き止めたのは青木さんだった。
「っと、あれ?亜美お嬢様もいらしゃっていたんですか…」
私と目が合うなりそう言った。