俺サマ執事のお気に入り
私は青木さん…ルイくんにちょこんとお辞儀をした。
「おぉ、ルイ!良いとこに来た。コイツを縛ってやってくんない?」
陽輝くんはルイくんを見るなり、怒りまくった様子で話した。
「そ、そんなこと言われても…。店のほうが大変ですよ。2人は人気なんですから…」
ルイくん、困ってる…。
そうだった。
陽輝くんってココのNo.1だったんだよね…?
「そんなこと、言って…どうせ俺は陽輝のオマケみたいなものだよーだ。」
拗ねたような口振りをする櫻木さん。
そう言えば、櫻木さんはNo.4?だっけ?
「そんなことありませんよ。」
みんなの会話に入ってきたのは、紳士的雰囲気をだす緒方さんだった。
「2人ともココの大事な執事さん達です。錬くんを待っている人達は沢山いますよ?」