The 昭和 Girl 〜ナウいひと夏の経験
あたしはサイトに繋いだまま


しばらくボーッと携帯の画面を見つめていた。



そして




「こんなのキッカケにすぎないんだから」




知り合うキッカケなんて何だっていいじゃん。





始まりが何だって旨くいけば問題ナシ。





そんな風に自分に言い聞かせてリョウ君に送るメッセージを打ち始めていた。
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