The 昭和 Girl 〜ナウいひと夏の経験
第7章◆実 行
何だか食欲もなくなった気がする。



母が階下から何か言ってるのが聞こえる。



たぶんお昼御飯ができたとかそんなことだろう。



返事する気にもなれずあたしはベッドに制服のままゴロンと横になった。




何となくまたあのサイトを開いてみる。



するとまだ10分も経ってないというのにリュウ君からの返信が届いていた。




きっとどこの学校も明日から夏休みだからかな。



まさしくタイミングがいいってこのことじゃん。



あたしはなるべく良いふうに解釈することにした。
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