The 昭和 Girl 〜ナウいひと夏の経験
あまりの暑さにあたしは目を覚ました。


どうやら母が寝ているあたしを見てエアコンを切ったぽい。



2時間ぐらい寝てたんだ。



携帯の充電もすでに完了していた。



制服のまま寝てたのと母が切ったエアコンのせいで寝汗がすごい。




髪の毛もベタベタ。



シャワーしようと着替えを持って降りると母の話し声が聞えてきた。




話す口調からしてどうやら誰か来てるのではなく電話らしい。




しかも120%の確率で相手は朋子おばさん。




昨夜長電話したくせにまたかよ、と思いながら通り過ぎようとした時だった。





ハッキリはわからないけど、あたしのこと話してるみたい。

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