The 昭和 Girl 〜ナウいひと夏の経験
第6章◆幸運の女神
梅雨明けしたのかどうだか知らないけど


異常に蒸し暑い。



相変わらず意味のわかんない全体朝礼で校長がおでこを光らせながら必死にスピーチしてる。


ま、おでこなのか頭なのか良くわかんないけどね。



何だか選挙前の演説ぽく見えてきた。




暑いしダルい。




早く教室に戻ってさっさと帰りたいんだけど。




あたしはイライラしながらガンガンに紫外線を浴びながら暑さと戦っていた。
< 99 / 178 >

この作品をシェア

pagetop