+*,`。*+信じてぃるもの+*。`,*+
3、当たり前の日々
 恋、じゃなくて愛、というものを理解し始めた2人にとって、チャットは家のような存在となり、お互いが離せない存在になっていた。


 


 『azusa:そういえばさぁ』

 『daiki:ん?』

 『azusa:だいきの声ってどんなの?』

 『daiki:えっ』

 『azusa:そうだ!だいきの声きかせてよ!!』

 『daiki:えー・・・』

 『azusa:お願い!!』

 『daiki:んー。え、今から?』

 『azusa:今からは・・・・ちょっとお父さん帰ってくるかも。あ、今日の8時半は??』

 『daiki:俺は別に・・・・』

 『azusa:じゃぁ、頼んだ!!!!』

 『daiki:うっわーすっげぇ緊張する。笑うなよ?変な声だけど。』

 『azusa:大丈夫だって。私も変な声だからさwww』




 時計の針の進むのが遅い。

 時間ってこんなにゆっくりすすんでいったっけ・・・???????


 いろんなことを思い返しながら8時半になるのを待つ。

 あと25分。



 あと15分。


 あと5分。



 あと・・・・・




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