1%の恋*




ありがたいどころか、
私の中には、
“怒り”があった。




「……あなた最悪だね」




「はぁ?」


「勝手に色々な事言ったり、勝手に人の大切にしてたファーストキス奪ったりして、


ほんと最悪だよ


少し女の子からキャーキャー言われてるだけで調子乗っちゃってさ。

あなたみたいな人、
私は大っ嫌い」


私は彼に背を向け、
走った。
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