永恋


私は彼の名前を初めてよんだ


「雷!!!」


彼は本当に驚いた目でこっちを見て少し微笑み歩道橋から飛び降りようとした


「やめて!!!!!」

私は彼の腕を強く自分の方へ引き寄せた。



「なんで…。幸が泣く?」


「全てに絶望しないで。雷はその人より幸せにならないといけないの。一緒に強くなろうよ?」


彼は私をぎゅっと抱きしめた。


「俺さ…。」

「うん」

「頑張れるかな。?」

「うん。大丈夫」


「幸?」


「うん」


「好きだ」


「うん」


あたし達はぎゅっともっと強く抱きしめ合った。


< 18 / 18 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop