永恋


「え?」


今彼は私の顔を驚いた表情でみている。


「?」

私は正直に言っただけ
思ったことを聞かれたから
返事をしただけ

それなら私は今とてつもなく凄い事を言ってしまったんじゃないか?

「いや…その」



「告白するなら名前くらい教えてからしてや」
とへらへらと笑いながら彼はいう。


はい?
何なのコイツ…


「…いわよ。」

「??」

「冗談じゃないわよ。あたしが初対面の貴方に告白ですって?ふざけないで!」


私は彼にそんな言葉を吐き捨てて教室に向かった。


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