永恋

貴方は私の一番嫌いなタイプの奴だった

顔がいいからって女をたぶらかして飽きたら捨てるタイプ


あんな奴を少しでも美少年……いや。
惚れたなんて認めた自分が許せない



「あっ!幸おかえり」


可愛らしく手をふってきたのは架恋。


「ただいま。」


私は皆の輪に入った。


「今日くる転校生どんなんだろね?」
「超イケメンかもね」
「やっばー」


皆がそんな話をしている中
私は1人で屋上のあいつの事を考えてた。



―キンコヲカンコーン


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