夏のそら
出会い
ミーン、ミーン、 ミーン、
季節は夏休みに入っていた。
『あっつ-!!!』
とのびをしながらリビングに向かうと
お母さんが昼ごはんのしたくをしていた。
『もぅ12時よ?もうちょっと早く起きなさぃ!』
『いぃじゃんべつにさあ〜』
こんなささぃな会話から1日がはじまる。
『あッ!今日友達と遊びに行くから〜
たぶん帰りは8時ぐらぃになると思ぅ』
そぅ!今日は友達と海いくんだあ!
『はぃはぃ。気をつけるのよ〜』
『ん〜』
私は口にご飯をたくさん含みながら返事した。
『いってきま-す!!』
そぅゆぅと
『は-ぃ!!』
とお母さんの元気なでっかぃ声が聞こえて
きた。お母さんはいっつも明るくて元気。
…遊びの帰り
『あ〜楽しかったね』
夏美がいった。
『ぅん!とくにボートがね♪
あっ!もぅこんなところだ…』
といって二人は別れた。
…家の前
『ガッシャーン!』
お母さんまたなんかわってる。
とそぅ私は思って玄関に入った。
『おまぇが悪いんだろ!!!!!』
『あんたが他の女と付き合うからでしょ!』
『おまぇふざけてんのかあ?付き合ってないってゆってるだろが!!!』
…えッ?
お父さんとお母さんの怒鳴り声が聞こえた。
お父さんとお母さんは知らないだろぅけど
最近私が寝ると、よく喧嘩をしてるのを知っていた。内容はよく聞こえないけど。
でもこんな時間に喧嘩するのは初めてだ。
いつもだと別の部屋だから見ずにすんだけど、今はリビングに入らなきゃだめだ。
そのとき、
『ガッシャ-ン!!!』
ものすごぃなにかが割れる音が聞こえた。
私は驚いてとっさにリビングに入った。
リビングは、ガラスが割れて、物があちらこちらにとんでいた。
…お母さんは泣いてた。
お父さんが私にかけた一言。
『ごめん。遥。お父さんとお母さん別々に暮らすな。』
…えッ?離婚するっていることにすぐ気付ぃ
た。
『なんで…?』
私は理由が知りたかった。
『お父さんとお母さん話しがすれ違ってなあ…。』