会えた日~いつの日かの続編~
中に入るとお父さんが居た。


『こんにちは。』


『初めまして。』


『まぁ座って下さい』


『コウキの父です。こっちが友達です(笑)』


お母さんの事を友達と軽い冗談を言った。


明るい感じの二人で少しホッとした私がいる。


お父さんの言葉で緊張も少し落ち着いた。


『ハハッまぁ冗談はこのぐらいで。』


テーブルには沢山の料理が並び、いかにもお祝いですって雰囲気


私の想像とは真逆。


仲の良さそうな二人で優しい感じが見た目にも出てる。


『まぁ愛弓さん、しっかり食べて下さい。』


『あっはい。』


『今何ヵ月になるんだっけ?』


『もうすぐ4ヶ月になります。』


『ご飯食べれる?つわりとか大変でしょ?』


男には分からない話を女三人で話して盛り上がった。


コウキを除いて、残り二人父親同士でお酒を飲みながら話をしてる。


皆が皆お腹の赤ちゃんに私を歓迎してくれてる。


『どっちかな?男かな?』


コウキのお母さんが聞いてきた。


『ここは男三兄弟だから男かも(笑)』


『女の子が欲しいのは欲しいんですけどね』


『まぁ元気な子ならどっちでもいいよ。』


コウキのお父さんが言った。


妊娠してる事もあり話題は赤ちゃんの話が多い。


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