会えた日~いつの日かの続編~
一緒にレジに並んでたんだけど、人がけっこう並んでたから私はコウキに一言言って離れた。


『人多いしベビーカー場所取るから、その辺にいるから。』


『おぉ。わかった。』


少し離れた所に小物が並んでたから、私はベビーカーを軽く動かしながら見てた。


その時…聞こえちゃったんだよね。


あの聞き覚えのある声


私は何気に声のする方を見た。


そしたら高校の時の先輩のダイがいた。


私の心臓は、一瞬にして高鳴った。


あり得んぐらいにバクバク鳴ってる心臓…


なんで…?


私の頭は真っ白になって、見えないようにと思って少し後ろに下がって棚に隠れた。


まだコウキはレジ待ち


まだ時間かかりそうな雰囲気。


私は、身動きとれずただドキドキ焦ってた。


凱ちゃんの顔を見て、バレたらどうしよう…


もし知られたら…


どうしよう…


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