会えた日~いつの日かの続編~
その時…あの声…


忘れもしない声…


恐る恐る声のする方を見てみた。


ダイは何かをまだ見てる。


顔は見えないけど女が横にいた。


そしてダイに近づくあの姿…


カツだった…


私の心臓は、バクバクなんてもんじゃなく爆発してしまいそうなぐらいに鳴っていた。


感じた事がないぐらいの思いにかられてた。


後ろを見てコウキの様子を見るけど、目が合わない。


私は、コウキに凱ちゃんの事が急に心配になった。


もし、この2人を見られたら…


どうしよう…何されるか…


また少し顔を出してカツを見てみた。


前より少し痩せた感があったけど、相変わらずって感じだった。


どうかこっちに来ませんように…


ただ、そう願った。


私は動けなくて、その場にジッとしてるだけ


やたらに耳に入るカツの声が…私には辛かった…


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