会えた日~いつの日かの続編~
気を使ってくれてるのか、車まで早く歩いてくれた。


私は、車までの距離がすごい長く感じた。


悪い事をしてる訳でもないけど、車までの道のりはずっと下を向いたまんまだった。


ひょっとしたら近くにいるかも…


本当は、バレてて後をつけられてるかも…


そんな事ばっか考えてた。


怖さが沸き上がってきて楽しさも何処へやら…


後を何度か振り返ってみたりもした。


別れてまで、こんなに恐怖を感じないといけないんだろう…


変に逃げ回ってるような感じ。


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