こんにちは、バカップルです。
でも司のジュリエットなんか見たらあたし自信なくすんだろうな…。



絶対キレイだもん…。



「じゃあ台詞とか覚えたんだね」

「台詞っていうか、みんな、ほぼ台本無視して話しが進むからストーリーが毎回違う…」

「なにそれ!?アリなの!?」

「やってみなきゃわかんね…」



うわっ、やりたくなさそう…。



そんな落ち込み気味の司と一緒にグルッと校内を回ってみた。



ボロ~い…。



「芯、今からカヨ姉迎えに行くからちょっと付き合えな?」

「カヨ姉ってノブ君のお姉さんの?」

「そうそう、俺らの寮の管理人」



意味もわからないまま、校門までカヨ姉さんを迎えに行った。



いつ見てもキレイなカヨ姉さん…。



白いロングTシャツとダメージデニムにビーチサンダル。



大してオシャレはしてないはずなのに、カヨ姉さんが着るとすっごいオシャレに見える…。



「カヨ姉、こっち!!」

「マジで行く気ねぇんだけど…」

「いいじゃん。たまには俺らの学校生活も見てよ」



こんな美人さんと一緒にいて好きにならないんだろうか…。



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