こんにちは、バカップルです。
【司】



未遂に終わった芯との初めて…。



でもすっげぇ可愛かったな~…。



芯ってベッドの上だとあんなに無抵抗になるのか…。



あぁ、超可愛かった…。



「まさか寮でとは大胆なヤツだ」

「だってラブホとかねぇじゃん…」

「廃墟の病院ならあるけどな」

「奏介、もうやめて?俺マジで恥ずかしい…」

「だろうな。カヨ姉に見つからなかっただけでも感謝しろ………!?」

「「カヨ姉っ!!」」



完全に忘れてた!!



どうりでメシの時間なのにカヨ姉の声が聞こえないわけだ!!



「愛斗!!カヨ姉出したか!?」

「いや?」

「お、おい…」

「えっ!?マジで!?閉じ込めたまま!?」

「「行くぞ!!」」



ひたすら走って学校に着いた。



化学室までの道程は真っ暗で…。



「か、カヨ姉~…」



静かな化学室のドアを恐る恐る開けた。



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