こんにちは、バカップルです。
赴任してきたばかりの化学担当の渚君とカヨ姉…。



「おい、チャンスじゃね?」

「今だよな、逃げるなら」

「「静かにな!!」」



窓際に寄り添って寝てるふたり。



カヨ姉の体にかけられてる渚君の白衣を見て安心した。



きっとうまくいったんだ。



よかったなカヨ姉…。



カギをわかるような場所に置いて化学室を後にした。



「帰って来なかったらマジウケんだけど!!」

「いや、カヨ姉に限ってそんなことはない」

「で、今日のメシはどうすんの?」



今日だけカヨ姉感謝デーとして皆で作ろうって話しになった。



毎日25人分のメシをひとりで作ってんだもんな。



たまには休みも必要。



外に出したバーベキューコンロで冷蔵庫にあったモノを適当に焼いた。



片付けももちろん自分達で。



その日はカヨ姉が帰って来る前にみんな眠りについた。



俺はもちろんさっきまで芯がいたベッドで…。



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