こんにちは、バカップルです。
そして朝。



早く目が覚めて奏介を起こさないように食堂に行ってみた。



「早いな」

「お、おはよ…」



何事もなかったかのように朝メシを作ってるカヨ姉…。



これは聞かざるべきか…。



「か、カヨ姉?」

「司っ!!」

「はっ、はい!?」

「ありがと…」

「…………いいえ~。うまくいったならよかった。渚君も素直じゃねぇんだな~」

「うっせんだガキ!!さっさと顔洗って来い!!」



カヨ姉はすぐいつもの調子に戻ってたけど、少しだけ顔が緩いのは気のせいじゃない。



超いいことした気分っ!!



こうなったらこの喜びを独り占めなんて勿体ない!!



「要っ!!起きろっ!!」

「なぁに~…」

「カヨ姉がうまくいった!!」

「マジで!?奏介起こすぞ~!!」



カヨ姉は俺らの姉ちゃんみたいな存在。



みんなすっげぇ喜んでた。



マジ気分いい~!!!!



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