こんにちは、バカップルです。
まだ芯は15歳?



「俺はね、クリスマスイブ」

「本当に?ウソ?本当?」

「おぅ、芯は?」

「…………」

「芯?」

「あたし…クリスマス生まれ…凄くない!?365日もあるのに1日違い!!」

「これって…」

「「運命…」」



俺、マジで運命感じてます。



そうかそうか、俺が生まれた日はきっと芯が生まれる前夜祭みたいなもんだったのか…。



ってことは!?



「俺は芯のために生まれてきたんですね」

「そうだといいですね」

「超好きだ…」

「あたしも好きです…」



なんだろ、この不思議な感じ。



マジで運命だと思ってるよ俺…。



そんなもん芯と出会うまで信じようともしなかったのに…。



「仲良くやってこうな」

「そうだね!!」



芯のヤキモチもいつの間にかどっかに吹っ飛んでて、お互いフワフワした気分のまま寮に帰った。



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