こんにちは、バカップルです。
なんかこういうの初めてでドキドキする…。



慣れてないって言うか…。



「なぁなぁ、俺昨日この島に来たの。何もねぇのな、この島」

「そりゃあないよ。高校があるから成り立ってるような島だもん…」

「でも芯カワイイからちょっとラッキー」



カワイイ!?



あたしが!?



まさかこれって…。



運命の出会いだったりしてっ!!



「120円貸す…」

「マジで!?助かる!!」



ドキドキしながら渡した120円…。



ヤバイ、ちょっと手が触れた…。



そのままコーヒーを買った司はまたあたしの隣に座ってそれを飲み始めた。



「彼氏いんの?」

「いない…」

「俺と付き合わない?」

「付き合うっ!!」

「マジで!?」

「マジで!!これって絶対運命の出会いだよ!!」

「…………」

「よろしく司!!あたし百合女の1年だから!!」

「俺柚校の1年……」

「デートしよう!!」

「へっ!?」

「島、案内してあげる!!」

「ちょっ…待っ…」



絶対これは運命の出会いです!!



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