こんにちは、バカップルです。
都会は恐ろしいところです…。



着替えたイツキさんはカッコイイ。



さすがツカサと同じくらい人気あるひとだ…。



「本当に15?」

「はい」

「大人っぽいね~」

「イツキさん、楽しくやりましょうよ。口説きなしで」

「そっか、じゃあ終わったらメシ付き合って?」

「イヤです」

「じゃあ口説きまくるよ?」

「仕事してください!!」



なんなのこの人。



全然真面目じゃないんですけど!!



それでも撮影中は別人のようなイツキさん。



負けないように頑張らなきゃ…。



気持ちいいくらい順調に進む撮影は予定より早く終わった。



「なんでココがこのモデルになったの?ベテランで狙ってるヤツなんか腐るくらいいんのに」

「わかりませ~ん。実力じゃないですか?嫉むなら嫉めばいいですよ」

「あははっ!!ツカサみたいなこと言うね!!」

「ツカサを尊敬してるんで。じゃ、お疲れ様でしたぁ~」

「待って!!」



また掴まれた腕は咄嗟に振り払った。



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