こんにちは、バカップルです。
ヤバイ。



ドキドキし過ぎておかしくなりそう!!



「芯…?」

「なに!?」

「なんか…拍子抜け中」

「なんで?」

「普通ナンパで運命感じないと思う…」

「な、ナンパ…?」

「気づかなかったのか!?」

「うん」

「あはっ!!お前超おもしろい!!」



顔を崩して笑う司にキュンってなった。



ナンパだったんだ…。



ナンパなんてされたことなかったんだもん…。



「ここが島唯一の商店だよ」

「コンビニねぇの!?」

「ない」

「うわ~…。お前アイス食う?」

「でもお金…」

「持ってるっつーの~。アレはナンパの口実」



1つのアイスを買った司はあたしにアイスを手渡した。



口実だったんだ…。



でもこれでチャラ?



棒に着いてるメロン味のアイスをかじると、少しだけ落ち着いた気がした。



「うまい?」

「ん…」

「俺にも」

「えっ!?」



あたしの手からアイスをかじった司にさらにドキドキ…。



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