こんにちは、バカップルです。
戻った家では宿敵、大地がいた。



親父にプレゼントのオモチャの車をもらったみたいで喜んでる…。



しかもその赤い車、俺が昔親父からもらってずっと飾ってあったヤツ…。



「俺んだ」

「もらったもん!!」

「あっ!!お前ウソついただろ。芯は大地と風呂入ってねぇってよ」

「信じるものはバカを見るんだよ司。頭使えば?」



7歳のくせに。



チビのくせに!!



なにが頭だバカヤロー!!



俺がバカだっていいてぇのか!?



「シバく」

「ねぇパパ!!司が僕のことイジメる!!」

「はぁ!?イジメてねぇし!!ガキ相手にそんなことするかよ!!信じるとバカ見んだぞ~!!」

「あっそぅ、おとなげない」



やっぱり俺、大地とは反りが合わない。



お前が高校生くらいになったらぶっ飛ばす。



「それまで我慢だ…」

「なにが?」

「なんでもない!!芯、風呂入ろうか!!」



バッと俺に集まった視線…。



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