こんにちは、バカップルです。
そろそろ退散してもいいかな?



あたしたちがいてもあんまり意味ないみたいだし。



ってことで。



「「バイバ~イ!!」」

「へっ!?帰んの!?」

「おぅ、家行って芯チャン押し倒すから」

「そっ、そう……。あっ!!今日奏介泊まるから母ちゃんによろしく言っといて!!」

「了解~」



あたし、押し倒されれの?



ど、ドキドキして来ちゃった…。



司と一緒にカラオケを出て家に帰った。



「あっ!!芯チャンだ!!」

「部屋いるから開けんなよ。で、奏介泊まりに来るからメシよろしく」

「わかりましたぁ~!!」



ママさん、部屋開けていいよ?



久しぶり過ぎて拒否りたい気分なの!!



ごめん司…。



「これ全部やるよ。半分しか入ってないけど~」

「あっ、ありがと!!あたし帰ろうかなっ!!」

「なんで?まだ夕方じゃん」

「だ、だって……」



ドサッとベッドに押し倒された…。



片手に受け取った香水と、もう片手にはバッグ。



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