こんにちは、バカップルです。
そして何故か言えなかった仕事のこと…。



自分から言うのが照れ臭かった。



「一緒に来てもいいけど構ってやれねぇかも。奏介もうちに来たいって言ってたし」

「短期のバイトってあるかな?」

「あるんじゃね?なんでもいいなら紹介する?」

「でもあたし今まで働いたことないから不安…。この島しか知らないし…」

「俺がいるっしょ?」

「うん!!」



その後に手を繋いで寮まで送った。



やっぱり俺達の寮とは雲泥の差…。



キレイな寮が羨ましい…。



「じゃあな」

「ん~…」

「ん?」

「まだバイバイしたくない…」

「だって俺の寮まで2時間……」



その切なそうな顔っ!!



俺を見上げる物足りなそうな目!!



「芯チャンカワイイ…」

「好き…」

「俺もっ!!でも我慢しなきゃ…な?」

「だってあたし携帯とかないから連絡とれないしさ…」

「あっ、じゃあ俺のやるよ。二つ持ってるから片方は芯が……」



持ってたらマズイじゃねぇか。



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