こんにちは、バカップルです。
今の俺はなんにでもキュンキュンしちゃうらしい…。



恋って恐ろしい…。



さっきの女達も隠れて見てるし…。



「じゃあ寮から電話して?」

「うん。バイバイ」

「チューは?」

「する…」

「超好き…」



バイバイのキスがこんなに温かいなんて初めて知った…。



また会える喜びっつーか…。



そして照れる俺と芯…。



「恥ずっ…」

「またね?」

「おぅ。じゃあな~」



ヤバイヤバイ。



マジでハマっちゃう…。



離れたくねぇよ芯と!!



頭が芯でいっぱいになってく…。



これが恋なら、恋ってすげぇ楽しいことだと思う…。



そして素晴らしい!!



「カヨ姉、ただいまっ!!」

「おぅ、お前船着き場で女とキスしただろ」

「へっ!?」

「漁師の康夫が言ってたぞ~。金髪の外人みてぇなヤツと百合女の女がキスしてたってな」

「島怖っ…」



この日は島の狭さを思い知り、俺が初めて恋に落ちた日だった。



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