こんにちは、バカップルです。
突き放しても船に乗り込んだ美優は要をうまく丸め込んでる…。



女に免疫のない要を褒めちぎり…。



「あたし行くとこないからさ…」



最終的には同情をかうつもりだ。



おい、騙されんじゃねぇぞ要。



そいつは俺と芯チャンの仲を引き裂こうとしてるアホだ。



「親父に話してみるよ…」

「はぁ!?」

「だって可哀相だろ!?こんな小さい子!!」

「1つ下なだけ。小さいとか関係ない。俺は絶対こんなの家に入れねぇからな」

「じゃあ美優チャンはどうすんの?ホームレスになんかさせらんねぇじゃん」

「芯だ……芯のとこに行け!!」



それがいい!!



俺の家に俺が好きなヤツがいるなんておかしいだろ。



きっと芯の親父なら受け入れてくれるはず。



美優の親もいないみたいだし。



うん、司君もたまにはいいこと考えますね。



俺って実は頭いいんじゃねぇか?



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