こんにちは、バカップルです。

ねぇ、呼んできてよ。



と、思ったけど行ってしまったからひたすら待った。



今日は暑いです…。



「おい」

「はい？」

「熱中症になりてぇのか」

「えっ？ぎゃっ!!」



美人な女の人に腕を掴まれて寮の中に連れて来られた。



食堂みたいな場所に着いたと思えば扇風機を目の前に置いてあたしに麦茶をだしてくれた。



キレイな人…。



「誰か待ってんなら呼べよ」

「えっ？いいんですか？」

「炎天下の中ボケーッと突っ立ってられちゃ心配だろーが」

「ごめんなさい…」



冷たい麦茶を一口飲んでから司を呼んでもらった。



ここって見た目通りボロいんだね…。



「なんだよカヨ姉ぇぇぇぇぇ!?芯!?」

「き、来ちゃった…」

「やっべぇ…ドッキュン…」



司だ…。



しかも私服の司を初めて見た…。



超カッコイイ～…。



「電話してくれたら迎え行ったのに」

「繋がんなかった…」

「あっ、そりゃあ圏外だ…」



寮に電話するわけにいかないからさ…。