こんにちは、バカップルです。
今、事務所に芯と別れろって言われたらたぶん事務所辞めるし。



どこに行ってもやって行く自信はあるから。



それ以前に、俺がこのまま終わらないってことを社長はわかってくれてるはず。



事務所だって手放したくないっしょ、こんなダイヤモンド少年。



俺ってとことんナルシスト……。



「惚れさせてよ、拓馬に」

「なんで?」

「美優、俺のこと好きだから。まぁ要するに邪魔ってヤツ?」

「ひどいね、司。可哀相だよ美優チャン」

「あいつも昔の芯と一緒で親いないし。可哀相なとこは多々あんだよなぁ~……」

「えっ!?親いない!?」



そこから話しに食いついて来た拓馬に島生活のことを話した。



親がいない孤児が集まる島ってこととか、美優が今住んでる場所。



美優はこれから先もひとりだってことも。



「可哀相……」

「えっ、マジ泣き?」

「ごめん、僕弱いんだ、動物の話しと親の話し……」



そ、そうですか……。



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