こんにちは、バカップルです。
次の日、見事に復活した俺は学校を休んで仕事にやってきた。



なんだか今日は雰囲気が違う……。



すげぇピリピリムード。



「なにかあったんスか?」

「ツカサ君っ!!いや、な、なんでもないよ!!ツカサ君は気にしないでいいから!!ねっ!?」



怪しさ満点。



俺の機嫌を損ねないようにとか?



ムカつく…。



気付けばその悪い雰囲気の中心にはイツキがいた。



あいつがなにかやらかしたのか…。



そう思ったのに…。



「ツカサに聞けばいいじゃん」

「だからツカサ君は忙しくてそれどころじゃないってば!!」

「雑誌側は乗り気だった」



俺が関わってんの!?



イツキと揉めてんのは俺のマネージャーで…。



「なんなのマジで」

「あっ、ツカサ君…」

「イツキ、なに?」



それから聞いた俺とイツキのプロデュース対決の話し。



どっちが売れっ子モデルを作れるかってこと。



潰しにきやがったな…。



受けてたとうじゃん?



俺は負けねぇよん。



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