こんにちは、バカップルです。
なんで美優にばっかり構うの?



あたし、最近ずっと放置されてるもん…。



「俺ね、今度新人プロデュースすんの。イツキと対決すんだけど、その新人を見極め中」

「なんで美優なの!?」

「小さいモデルもいいかなって。本当は茉鈴がいいんだけど要が許さないし」

「女なの?」

「そ」



早く言ってよね!!



あたしバカみたいに泣いちゃったじゃん…。



じゃあ最近の甘くない司はずっと仕事モードだったの?



「バカ司……」

「わりぃわりぃ。じゃ、誤解も解けたとこで」

「キャッ!!」



体が座ってたソファに押し倒された。



なに、この雰囲気……。



司のエロい顔…。



「芯チャンはチューしたかったの?」

「べ、別に…」

「そっか、じゃあやめよ~」

「待って!!」



元の体制に戻ろうとしてる司の腕を咄嗟に引っ張ってしまった。



なんか、ものすご~~~く恥ずかしい!!



「なに?」

「し、したいです……」

「あはっ!!素直な芯チャン大好き」



チュッと触れ合うだけのキスを何回もしてくる司。



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