こんにちは、バカップルです。
沈みかけの夕焼けに照らされた暗いオレンジ色の光が部屋の中を温かく包み、目の前には最高に大好きな司。



司の体ってキレイ…。



そんなこと考える余裕なんか本当にないんです。



ひたすら我慢する声は隣の部屋にいる美優に聞こえないように…。



「あっ……」



たまに漏れてしまう甘い吐息と喘ぎ。



それは司が唇を開けるから…。



「出しちゃえばいいのに…」

「やっ…」

「はぁ~…カワイイ……もう限界。入るよ」

「ん…」



司があたしの中に…。



ついに来る時が来た。



あたし、大人の階段を昇ります。



「芯~!!司君来てるのかぁ~?」



やっぱりね……。



だからイヤだ。



いつもそうだ!!



こうして毎回中断……!?



「いっ……」

「シィ~!!」



口を押さえられて痛みに耐えた。



痛いっ…。



涙目で首を振っても司はやめてくれない。



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