こんにちは、バカップルです。
【司】



浴衣は卑怯だよなぁ~…。



美人な芯が余計美人に見える。



それに温泉の匂いするし…。



メシの時間まではまだまだ時間があるし…。



水族館とかでめっちゃ我慢してたもん。



すっげぇ抱きしめたくて、キスしたくて…。



「司っ?」

「ん~?」

「首やめて…」

「弱いの?」

「ち、違うけど…座ろう!?ねっ!?」

「うん、座ろっか。俺の上ね?」

「え゙っ!?」



どこでもいいからずっと触れてたい。



特に今日はそんな気分。



さっきから顔が赤い芯が気になるけど、あの短時間でのぼせるような熱い風呂じゃなかったし。



もしかして緊張中?



「芯?」

「はい!?」

「キスは?」

「す、するの!?」

「うん」

「ま、待って!?あたし…今ムリ…」



やっぱり緊張してるらしい。



そっとしといてやろ。



膝の上に座らせた芯を隣に下ろしてテーブルの上のパンフレットたちを見てみた。



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