こんにちは、バカップルです。
そのままウメさんと別れて旅館に戻った。



もうメシの時間だ…。



部屋で食えるからゆっくり食おう。



しばらくして運ばれて来た海の食材メインの和食。



「魚うまい~!!」

「俺、魚食うたびに島思い出す」

「また行きたいね、島」

「そうだな!!夏くらいに行ってみるか!!」

「絶対だよ!?」

「ん。芯チャン、あ~ん」

「あ~ん!!」



幸せそうな顔して魚をくってる芯を見ると、俺もすっげぇ幸せな気分になる。



またあの島でデート出来たらもっといい顔すんのかな?



だったら行こう。



芯の喜ぶ顔がもっと見たい。



「あぁ~食ったぁ~!!」

「ごちそうさまでした!!」

「もう一回風呂入ろっかな~」

「あたしも入る!!」

「そこ入れば?俺男風呂行くから」

「いいの!?ゆ、ゆっくり入ってきてね?」

「おぅ!!」



ゆっくり入るわけねぇじゃん。



こんなチャンス滅多にない。



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