こんにちは、バカップルです。
芯との初めては絶対忘れられない。



キラキラした朝も、あの真っ赤な顔も。



俺が奪った芯の体はもう目に焼き付けた。



「幸せ…」

「司っ!!あんまり…ねっ!?」

「まだ恥ずかしがってんの?全部見たもん」

「司こそいつまで余韻に浸ってんの!!もう家に着くよ!?」

「にゃはは…」

「もうイヤぁ~!!ま、また明日学校でね!!バイバイ!!」

「ちょっ!!芯っ!!」



俺から荷物を奪って走って行ってしまった芯の後ろ姿にすら愛しさを感じた。



重症だなこりゃ…。



そのまま最高の気分で帰宅。



「おかえり!!」

「要く~ん、これおみやげ」

「マジで!?饅頭って…」

「あはっ!!俺マジ幸せ~」

「司もついに童貞卒業か」

「うん、幸せだったな~…」

「顔溶けてる……」



なんて言われてもいい。



今の俺は最高に幸せだから。



これから先も幸せなことは全部芯としよう。



マジで大好きっ!!



< 372 / 622 >

この作品をシェア

pagetop