こんにちは、バカップルです。
でも司、服の中に手が入ってるのはなんで?



「ちょっ……」

「逃げんの?」

「違うけど…」

「別にいいよ、勝手にヤキモチ焼いてるだけだし」



だって急じゃん!!



まぁ旅行以来そういった類のことはしてないのは確かだけどさ…。



「好きだよ!?司のこと…」

「ウソウソ、ちょっと拗ねてみただけ。別にそんなことしたくて芯の部屋来たんじゃないっスから」

「ごめん……」

「見て、昨日届いてた指輪!!俺が作ったヤツ!!」



司のポケットから出て来たシルバーのリング。



リボンがついてて、中には日付が彫られてた。



カワイイ…。



右手の薬指にピッタリの指輪。



「これ、あのお姉さんからの手紙!!」



司から渡された手紙を読んだ。



『ふたりが離れないようにパワー注入しときました!!また近くに来ることがあったら寄ってってね!!』



不思議お姉さん…。



パワーありがとう…。



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