こんにちは、バカップルです。

その日はあたしも司も仕事がなくて、久しぶりに司の家にやって来た。



それはもちろん司を休ませるため。



まずベッドに押し倒した。



「積極的……」

「違う!!司は寝るの!!」

「えっ、普通にヤダけど」

「だったらあたし、帰るからね」

「わかった、寝る!!芯と…」



仕方ないから一緒に寝てあげよう。



要の部屋からマンガ本を勝手に持って来て司と一緒に横になりながら読んだ。



しばらくするとパタンッと本を閉じた司。



「字、見てると極上に眠い…」

「うん、おやすみ」

「メシ前に起きる…」



後ろから抱きしめられるような形であたしに腕を回した司はしばらくすると寝息を立てはじめた。



寝れんじゃないか。



偉い、偉い。



そのままの体制でマンガを読み続けた。



あたしも…眠い…。



司が帰って来て安心したから余計に眠い…。



また司に触れた…。