こんにちは、バカップルです。

しばらくして寝苦しさから目を覚ましたあたしは司の抱きしめてる腕の力で起こされた。



苦しい…。



無理矢理司の方を向くとスヤスヤ寝てる…。



ん～、カワイイ寝顔。



雑誌で見ると大人っぽいけど寝顔はまだ少年だ…。



睫毛まで色素が薄い…。



目を開くと超カッコイイの。



日本人離れした顔立ちと、力強いオーラ。



誰にも負けないような気の強さも好き。



そしてこの髪を撫でる手も…。



ん？



「おはよ」

「お、おはよ…」

「見すぎだから」

「だ、だってカッコイイんだもん…」

「あはっ!!襲っちゃうぞ☆」



マジっぽい…。



に、逃げます!!



サッと司の腕から抜け出したあたしはリビングに急いだ。



リビングでは泰司君が要と勉強してて…。



「もしかしてテストですか!?」

「明日からだってこと忘れてない？」

「わ、忘れてた…」



あたしはいいとしても司だよ!!



彼はダブる可能性が高い…。